毎シーズン我々のワードローブに安定をもたらしてくれるバトナーのニット。僕も2020年はセーター、カーディガン、バスクシャツと買い足しました。どのプロダクトも非常にクオリティが高いのにお値段は比較的優しめと非常にコストパフォーマンスに優れたバトナー。
そんなバトナーから本日ご紹介するのは“AGING COTTON CREW NECK”です。
使用されているのは最近よく耳にする「スヴィンコットン」で、シーアイランドコットンとインドのスジャータ綿を掛け合わせた世界最高品質のコットンです。エイジングといえば以前ウールでも同じ工程を経て編み立てた“AGING WOOL”を用いたニットがありましたが、それのコットン版ということですね。
納品されたばかりのコットンは袋や箱の中でぎゅうぎゅう詰めにされているので、それを温度・湿度を徹底管理し熟成のような工程を経て元の状態に戻してから太番手の糸に紡績することによって毛羽立ちは落ち着きふくらみは増し、スヴィンコットン本来のカシミヤのようなヌメリに近いしっとりした肌当たりの良さを存分に感じることが出来ます。そんなすこぶるお肌に優しい質感ではありますが実際に着てみると思いのほかしっかりがっちり編み立てられていて、着用による伸びや経年劣化といったコットンニットの懸念を吹き飛ばしてくれる抜群の着心地でした。
デザインは奇をてらわずシンプルな身幅ゆったり着丈スッキリなクルーネックで、袖付は肩の可動域と前からの綺麗な見栄え両方を考慮してスプリットラグランのような形状。裾のリブもあまりテンションが強くなくて綺麗なシルエットです。
札幌はまだそんなに暖かくありませんし、何なら昨日は猛吹雪でした。でももう暦は3月に突入しようとしておりそろそろ春らしいトップスが欲しい！という方がいたら猛プッシュします。是非店頭でお試しください。



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