STAFF OUTFIT

繊細でいながらタフ

2021.04.27
海外の某有名ニットメーカーの説明を聞くと30Gといった数字を聞いたりします。これはどういうことかというと、”G”は"ゲージ”と読み、1インチ(2.54cm)の中にニットを編む為の針が何針あるかということを意味しています。つまり30Gとは1インチの中に30針あることを指し、編目が細かい事を指します。一般的には12G以上のニットをハイゲージ(5~6G以下をローゲージ)と言います。そして高級なハイゲージニットは繊細な着心地ゆえに、耐久度の面で長持ちしないなんて事を耳にしたりしなかったり・・・さて今回ご紹介するニットは16Gと先に挙げた高級ニットの半分ほどのゲージですがそれらに匹敵する着心地と、それらに勝る耐久度を兼ね備えています。さて気になるその仕組みはというと、繊維が長く滑らかな肌触りを誇る最高級コットンと言われるSUVINコットンを使用。しかもその中でも170番手という超極細番手を使用しています。番手とは糸の細さを指し、1kgのコットンがどれぐらいの長さになるか、という指標です。1kgの綿が1kmになるものを1番手といい、この場合1kgが170kmにまで細く引いたモノとざっくりと認識してもらえればと思います。つまりもとより品質が良い最高級綿をものすごく細くしつつも、耐久度を考え、糸の特性を生かしたゲージで仕上げたニットということになります。デザインはというと袖付が前から見るとセットインでキチンとした印象を与えつつ、後ろから見るとラグランで動きやすさを確保しています。また袖口はターンカフ仕様となっており、着用者の腕の長さに左右されません。首元はドレッシーな雰囲気を残しつつ今っぽく、やや幅広目のリブとなっています。身幅はジャケットのインナーでも一枚で着ても良い様に細過ぎず緩すぎずといった大人が着たい落ち着いたシルエットです。カジュアルでもドレスでも素敵にまとまります。
是非店頭でお試しください。

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